2005年11月16日

活動履歴&12月の予定

 若原光彦の活動予定です。「■」が出演・スタッフ参加のもの。「●」が一般参加・観覧のものです。まず、12月、関西のライブに2本出演することになりました。──

■12-04(日):ライブ&オープンマイク『言語中枢軸vol.3』大阪「SOUNDBAR 吟遊詩人」

■12-24(日):ライブ『Soul of Replicant』奈良「なら100年会館」小ホール

──あと、出演でも決定でもなく、未定なのですが──

●11-20(日):オープンマイク『ち〜One RINGS NEO』名古屋藤が丘「WEST DARTS CLUB」

●11-24(木):上映会『ACC CMフェスティバル』名古屋「テレピアホール」

──にも行くかもしれません。
 前者は、以前ある方から教えて頂いたものです。『こんなところもあったんだ!』と感動したのですが、その時はすでに開催日を過ぎていました。『次回はいつだろう』と思いブックマークをして……しばらく忘れてましたが、きのう久しぶりにチェックしたところ11月20日開催……もうすぐじゃないか! 体調等、予定があえば向かうかもしれません。
 後者は、テレビ・ラジオCMの入賞作上映会です。これまでに二回ほど行ったことがあります。下手な映画を見に行くより抜群に楽しいですよ。入場は無料。平日の昼間ですがもしお時間があれば、絶対におすすめです。寿命が延びます。

 あ、名古屋八事のオープンマイク『詩のあるからだ』、次回は12-14(第2水)の開催です。──

■12-14(水):オープンマイク『詩のあるからだ』開催。名古屋八事「POPCORN」

──去年の12月から『詩のあるからだ』になって、1周年か。……振り返ってみて、感謝も反省点もいろいろあるのですが、今はまだうまく言えそうにないです。とりあえず12月14日は普段どおりの会にしたいと思っています。年末でみなさんお疲れでしょうし、ゆったりしたムードにしたいな。

   *

 以下は、前回(2005-09-20)のまとめから、これまでの活動履歴です──

●09-21(水):オープンマイク『詩の夕べ』名古屋千種「空色曲玉」
■09-24(土):ライブ&オープンマイク『言葉ズーカVol.その1』スタッフ。名古屋千種「涅槃」
●10-03(月):短歌ライブ『福島泰樹短歌絶叫』観覧。名古屋千種「TOKUZO」
●10-07(金):絵本パフォーマンス『岸田典大ライブ』観覧。名古屋覚王山「山山堂」
■10-12(水):オープンマイク『詩のあるからだ』開催。名古屋八事「POPCORN」
■10-20(木):雑誌『短歌ヴァーサス第七号』コラム掲載。「風媒社」1000円+税
■10-22(土):ライブ&オープンマイク『Bird-水尾佳樹-はんせいき』出演・オープンマイク司会。名古屋鶴舞「KD・Japon」
●10-30(日):オープンマイク『続・ぽえ茶』参加。名古屋熱田「Coffee Toshi」
■11-09(水):オープンマイク『詩のあるからだ』開催。名古屋八事「POPCORN」
■11-12(土):ライブ&オープンマイク『言葉ズーカVol.その2』スタッフ。名古屋千種「涅槃」
■11-13(日):朗読会『愛知詩人会議朗読会』司会。刈谷市「刈谷市民会館」

──そういえば10月はカゼをひいたり治ったりを繰り返してました。そして10月下旬から11月上旬まで禁煙。11月上旬、先週までは左目が結膜炎。
 結膜炎って白い糸状の目やにが出るんですね。初めて知りました。目から糸が出てそりゃあびっくりしましたよ。『俺はいったい何の病気なんだ!』慌ててネットで検索して(「充血」「白い糸」なんて嫌なキーワードで……)判明して、ホッとするやら気持ちが悪いやら。気になるとついつい触ってしまい、いつまでたっても充血が引かない。

 寒さも慣れてきた感じですが、みなさま体調にはくれぐれもお気をつけて。……。言えた立場じゃないですね、まったく。

   *

 そうそう、『POECA!』がリニューアルされましたよ。

POECA!(ポエカ) 詩の朗読、詩のイベント情報サイト
http://www.poeca.net/

POECA!開発日記
http://www.poeca.net/dev/blog/index.php

 開発日記で使われているブログって『P_BLOG』なんですね。現在ごらんの『LOVELOG』が重いので、私もレンタルサーバに導入しようかと考えたことがありました。動作にデータベースが必要で(私はデータベースを全く知らないので)諦めましたけど。かっこいいな。
posted by 若原光彦 at 12:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 若原光彦 活動予定

へんな夢

 先日、こんな夢を見ました──

 私と相棒の男は、何千万かをもって会場の二階にいる。一階までは吹き抜けになっていて、下にはなにやら将棋のようなゲームをしている人々が見える。その中に一人、生気のない少女がいた。彼女も盤に向かい何かのゲームをしている。目つきといい表情といい生気がなくて弱々しい。だが人形の迫力とでも言うような、考えの読めない恐ろしさも感じる。他の人々に埋もれる弱々しく目立たない存在だが、見る者が見れば彼女の異様さには気付いたろう。
 私と男はその会場に「人」を買いに来た。号令が飛び交い、オークションは進んでいったが、私がちょっと席を離した隙に……男は人々の中から少女を買ってしまっていた。私たちが来た目的、買う本命は他にあったのに。当然私は憮然とする。こんなハイリスクな奴を買うメリットがどこにある。だが男は詫びるでもなくニヤニヤ笑んでばかりいる。

 会場の外のハイヤーに、男が少女を連れてやってきた。アジトへ移動する最中、車内で男が言う。
「四千万で買ったが、こいつは『ありがとう。その金は自分が返す』と言っている」
だからこれは損にはならない、と男はそんな与太をこぼす。私は言い返す。そんな話が信用できるか。これからアジトにつれて帰ってみろ、翌日には逃げ出されているのがオチだ。
 私たちは車内で簡単な証書を作った。「逃げ出さない」「指示に従う」「四千万円を払う」といった内容だ。署名するよう少女に差し出したが、彼女は
「わたしは字が読めない」
と生気のない答をする。私はあきれた。
 仕方がなく、私は車を止めさせハイヤーの運転手に証書を音読させた。私や男が読んだのでは不正が可能になってしまうため、第三者に読ませた。そして少女に
「これでいいなら署名しろ」
と紙を差し出したが、彼女が書いた名前は
【ワタキケ】
といった意味不明なものだった。どうやら書面の文章から、適当なカタカナを見繕い連結しただけらしい。どうやらこの子は自分の名前すら書けないらしい。私は苛立って
「おまえ名前は」
と訊ねたが、彼女は相変わらず生気のない表情のまま、何も答えなかった。

 その後数日、私と男はアジトで少女の能力を調べた。私たちは少女をゲームの競技者として購入していた。競技会に出場し、賞金を得るためのバトルプレイヤー。いわば競走馬のようなものだ。
 少女にいろいろなゲームやテストを出題し解かせるうち、この子の能力と問題が発覚した。彼女は非常に正確な入力をする。一度覚えた格闘ゲームのコマンドは出しミスることがない。もぐら叩きのような単純なゲームでは百発百中の正確さを見せる。操作にいっさいの狂いがない。手の覚えが抜群にいい。思った動作を瞬間的に正確に出す。
 しかし、それだけではゲームは強くならない。正確に俊敏にコマンドを出せても、ゲームとしての駆け引きが計算できなければ勝負には勝てない。この少女のプレイはほとんどCPU操作のキャラと大差がない。対戦相手の心理やゲームのセオリーといったものをほとんど考えず、場当たり的な操作しかしない。これでは駄目だ。
 考えたあげく、私と男は彼女をFPS(First Person Shooter。一人称視点の3Dシューティングゲーム)の競技者として育てることにした。どんな慣性のあるインターフェースでも、彼女はピタリと銃の狙いをつけることができた。少女の正確な操作能力と俊敏な入力能力なら、無敵のスナイパーになれるだろう。だがそれだけでは生き延びることはできまい。やはり作戦や効率、瞬間の判断と言ったものを学習させなければならない。
 私は、彼女にどうやって作戦を教えればいいのか、と考えていた。いい名前も付けてやらんとな、と思った。

──と、そこで目がさめました。変な夢だった……。人を買うって。いかに夢でもそりゃあんまりだろう。
 妙に物語として成立してたのも不気味でした。何かのプロローグという感じもするし、これはこれで終わりという気もします。なんだろ。ってそりゃ夢なんですが……。
 ……。続きとか見ちゃったら怖いな。パッピーエンドならいいけど。
posted by 若原光彦 at 12:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 近況