インテリジェンスの業界レポート:愛煙家がいなくなる日
http://tenshoku.inte.co.jp/msn/news/0119.html
しかも最近、たばこがさらに深刻な結果を生み出すことが分かった。何と、自殺の一因になるというのだ。10月に、高知大学医学部の教授らが自殺とニコチン濃度の関係を明らかにしたのだ。司法解剖した遺体について血中のニコチン濃度を調べたところ、自殺した人の血液中のニコチン濃度は、事故や病気で死亡した人に比べ約3.5倍も高いことが判明。ニコチンは精神安定の作用がある一方、吸い過ぎると逆に気分が落ち込み、自殺の引き金になると考えられるそうだ。高知大医学部は「たばこの本数が異常に増えれば、自殺に走るサインの可能性がある」と注意をうながしている。
こういう記事ってずるいよね。自殺者の血中ニコチン濃度が3.5倍高いからって、喫煙者の自殺率が非喫煙者の3.5倍って訳ではないでしょう。あくまで「可能性がある」「サインとして使えるかも」と言ってるだけでしょう。
なんだかなあ、と思ってしまいます。
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まあ、煙草は吸わないなら吸わないに越したことはないです。私は吸ってますけど。
煙草って、吸わない人は薬物だと思ってるでしょうが、それほどではないです。煙草は薬物としてはかなり効き目が薄いです。ぜんぜん精神安定なんか得られない。煙草を吸うのは、お茶を飲む、お菓子を食べる感覚に近い。薬理的な作用なんか求めてないんです、ちょっとした息抜きの儀式でしかない。
だから、そう怖がることもないし、即座に不健康になるわけでもない……と思うんだけど。だけど、やっぱり吸わないなら吸わないに越したことはないですね、臭いを気にする人もいるだろうし、火事の心配もあるだろうし。なにより、お金の無駄ですから。吸って吐くと煙と灰しか残らない。
煙草もお茶もお菓子も要らない、何にも頼らない強靭な精神力が理想の健康体。ってわけです。……そんな生活、あじけないような気もしますけど。
そうなんですよね。
イライラが落ち着くわけでもなく、ただふぅ…と息をつく感じ、まさにお茶を飲む感覚。
身近すぎて止めにくいってのもあるかもです。
大学全域が禁煙になるし、最近は肩身が狭かった…