2005年01月06日

茎と吸殻

 灰皿を見ていて、ちょっと思いつきました──

 灰皿には、天に向かって煙草のフィルターが何本も刺さっている。各フィルターの吸口は、中心から外縁部へとほんのり茶色に退色している。自然でまろやかなグラデーション。まるで植物の茎の断面のよう。

──……。煙草の吸殻を束ねて造花を作ってみたらどうだろう。不気味さと可愛らしさと、その両面が出て面白くないかな。汚くて綺麗で、人工的でナチュラル。整然としていてランダムでもある。

 いや、それだけなんですけどね。つぶれてない吸殻って、よく見ると面白い素材感してるよな、って。
posted by 若原光彦 at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感
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