2005年02月17日

くっぽんすぽぽん

 久々に超駄文でも書いてみるぞ! と意気込んで書くべきではない時もあります。それが超駄文の難しいところです。超駄文の「超」は「いかりや超助」の「超」です。「超整理法」とおそろいです。
 いや、そんなことが言いたいんじゃないんです今日は。

   *

 いま問題としたいのは、アレです。ほら。あれですよ。どう言ったらいいんだろう、名前が出てきませんが……アレですよ。あのほら。棒がのびてて。でもモップやホウキほどの長さではなくて、先がおわん状に丸くて。あれですよ。ひしゃく。ちがう。アレです、トイレのアレです。

 アレは……なんと呼べばいいんでしょう。私の小学校では一般的に「くっぽん」と呼ばれていましたが、いったいどんな状況で呼ばれていたのかと考え出すとそこも疑問です。「くっぽん持ってきて」「そのくっぽん貸して」「くっぽん買ってきて」「くっぽん壊れた」なんて言ってたんでしょうか小学生が。
 と、ここで気づくことがあります。そう『くっぽん(仮名)は小学校に多い』。アレは一般家庭ではあまり見ません。中学高校、図書館や病院でも目にしない。なのになぜか小学校には各階に完備されている。謎ですね。謎が増えてしまいました。うまく忘れられるかどうか心配です。
 ……そういえば、小学生の男子はみなアレを武器として狙っていましたっけ。あの長さと重さ。先端部のインパクト。「くっぽんさえあればカンペンなんかに負けないのに」と男子なら一度は考えたものです。忍者学校は危険がいっぱい。

   *

 それにしてもあのくっぽん(仮名)を発明した人はどんな人だったんでしょうね。たとえば、ある清掃器具メーカーの会議室──

『社長! お話が!』
「なんだね、あとにしなさいあとに。いまお客さんがいらしてるんだから」
『世紀の大発明ですよ! トイレのですね!』
「トイレ?」
『そう、トイレが詰まったときの発明です』
「流せばいいんじゃないのかね」
『あら? 社長は詰まったトイレを流すことのデンジャラスをご存じない!』
「……。あのね、お客さんがいらしてるんだよ」
『トイレが詰まったとき』
「それはもう聞いたよ」
『吸盤で吸うのです!』
「正気かね」
『長い柄のついたゴムの吸盤です、トイレの排水溝にぴったりのサイズです。これを排水溝につけてボコボコと、吸引と開放の揺さぶりで詰まりがですね……』
「今日はもう帰ってくれんかね……」

──と、その会話をじっと見ていたお客さんが「いいですね」なんて言ったもんだから社長は大慌て。話はトントン拍子に進んで発売が決定。
 社長は内心「詰まることなんて100回に1回も無いのに、わざわざこんなの買う人いないよ」と思っていたそうなのですが、発売してみるとこれが大当たり。最初の数年は「使い方がわからない」との電話が殺到しましたが、特許で社は潤ったそうです。
 なお、使用法の解説図はアマチュア時代の鳥山明が描いていたそうです……とかだったら面白いな、と勝手に思いました。そう思います。思いませんか。殿いませんか。桃いりますか。さもありなんだ。サル噛みなんだ。

   *

 ああ、駄文でした駄文でした。どこまでが嘘でどこまでが本当かなんて考えてはいけないです。どこまでも嘘で、それだけが真実です。この生の無常さをあなたにぐっぽんして欲しい、そんな夜もあります。
posted by 若原光彦 at 01:14 | Comment(2) | TrackBack(0) | 超駄文
この記事へのコメント
お久しぶりでガス。さなゑでございます。
ちなみに、私の生まれた星では「かっぽん」と言っていました…。
さて、さっそく気になったので調べてみました。
なんとあのTOTOのページに「正しい」使用方法を発見しました。

↓水の流れが悪い「便器のつまりを取ります。」
http://www.toto.co.jp/water/shuri/toilet/05.htm

「 ラバーカップ 」だそうですよ!…以外に普通でガッカリです。
英語で言うと「plunger(プランジャー)」らしい。
そういえばあの丸みがブラジャーに見えなくもない…プッ…
想像したらちょっと…ちょっとトイレで笑ってきていいですか?(;´□`)

透明ビニールをかけてかっぽんかっぽんするのが正しいようです。
小学校の時、そんなん習ってないヨ?いいのかしら〜
ちなみにお値段はひとつ1000円ぐらい。2個でたったの2000円!
さらにさらに、今お買い上げの方には、更にもう1セットをプレゼント!
合計4個の大御奉仕です!贈答用にも最適です!
「これで、何時でも何処でも、安心してくっぽん出来ますね!」(オォォー…)

そんなことより、トイレの断面図になにやらグッときました…こうなってたのか…
Posted by さなゑ at 2005年02月17日 14:18
 おひさしぶりです。呼称には地域性があるんでしょうね。年齢差もあるのかな。って私とあなた、年齢も土地柄もそう変わらんやないの(笑)。
 正式名称は『ラバーカップ』ですか……普通ですね。ざんねんだな、『エッセルスーパーカップ』にすらインパクト負けしてます。悔しいぞ。

 スクープありがとう、TOTOのページすごいっす。よく見つけましたね。「流してみます」「あふれてしまいますので注意しましょう」がサラッと怖いです。危機感バリバリです。非常時にこそ慎重さが必要なのだと教えられます。
 ところで「ん、ビニールをかける? ビニールはトイレに流せないじゃないか」と思ったんですが、ああ、便器全体にかぶせるのね。なるほど。

 トイレの断面図を見てて思ったんですが。一番下の図で歯ブラシとボールペンが内部に引っかかってますが、これってどうやって取り出すんだろう。便器って分解できないですよね。工事店さんが一体どんな手を使うのか、気になります。
 そもそも便器ってどうやって作ってるんだろう。こんな複雑な焼き物って出来るもんなのかな。
Posted by 若原光彦 at 2005年02月18日 23:31
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