2005年08月11日

08-27(土)28(日)『VOX』

 7月だったでしょうか、チラシを見て知りました。チラシは写真もイラストもなく、デザイン的にも質素なものでしたが、かえって真面目な印象を強く受けました。怖そう・難しそうな予感がしていますが、気になってます。

2005-08-27(土)28(日)
『VOX』

【サブタイトル】
-the voice of experience/experiments-
“コエ” −ケイケン ト ジッケン−

【会場】「日本陶磁器センター」
愛知県名古屋市東区代官町39-18
4F多目的ホール

【時間】
27(土)
・開場18:30、開演19:00
28(日)
・開場15:30、開演16:00
・開場18:30、開演19:00

【料金】
前売:一般2500円、学生2000円
当日:一般2800円、学生2300円

【概要】

現代の情報化社会の中で膨大な量の情報に埋もれている無数の人々の声を、詩、音楽、ダンスの融合によって立体化するコラボレーションの実験。アウシュヴィッツや在日といった20世紀のきわめてハードな題材に、歴史・記憶・言語などの観点から取り組んできた詩人・細見和之による本作品のためのテクストをめぐって、港 大尋(音楽)、山田珠美(ダンス)をはじめとする多彩なミュージシャン、ダンサーによって繰り広げられるライブパフォーマンスの競演。境界を越えたアーティストたちの“声”をいま、ここに!
*上記、フライヤー『2005国際芸術フェスティバル vol.2』より転載。

Dance×Music×Poeticize → Voice
境界を越えたコラボレーション
今日、わたしたちはメディアを通じた膨大な量の情報と接している。だが、いまこの時、実際に起こっている出来事だったとしても伝えられる「銃砲」の多くはすでに形を変えわたしたちの中に、生きた“声”として伝わってはこない…
視点から視点へ
境界を越えて変容する情報の“声”をいま、ここに。
*上記、『VOX』チラシより転載。

【参加アーティスト】
・ダンス
山田珠美(振付、ダンス)
林 真之(ダンス)
山田郷美(珍しいキノコ舞踏団メンバー/ダンス)
・音楽
港 大尋(バンド「ソシエテ・コントル・レタ」主宰/作曲、ピアノ、サックス、パーカッション)
小川真由子(劇団「変態」音楽担当、パーカッショングループ「シュレーゲル」メンバー/パーカッション)
清水達夫(バンド「ソシエテ・コントル・レタ」メンバー/ドラム、パーカッション)
伊藤典和(バンド「山」主宰/ドラム、パーカッション)
・詩
細見和之(詩人 大阪府立大学人間社会学部)

【主催】VOX制作委員会
【協力】七ツ寺共同スタジオ


 細見和之さんってどっかで聞いたことあるような? と思ったら、こちら(神戸新聞Web:連載:文化:気鋭の肖像:細見和之)でした。なぜだか忘れましたが、以前このページを読んだことがあったんです。その時は『なんやらむづかしそうなセンセーだなぁ。一生わたしにゃ縁なさそー』と思ってしまったのですが、本当はかなりアグレッシブな人なのかもしれない。わからないけど。どんなテキストだろう。興味があります。

 私は、ダンスや舞踏などを見るとき疲れていると(集中力が持たず)アンビエントな音楽に誘われ睡魔に襲われることがあるので……料金も高めですし……行こうかどうしようか迷っているのですが、なんだかんだ言って日が合えば行くかもしれません。そうある機会ではないですし。気合の入ったイベントのようですし。勉強になりそうな気がして。

 なお本イベントは──名古屋は大須にある小劇場『七ツ寺共同スタジオ』の「アーツプログラム実践講座」というワークショップの受講者が企画提案、試行発表を経て、制作委員会が発足。本公演に至った──とのことです(チラシ掲載文より要約)。
 真面目でスタイリッシュな印象と、アングラで混沌とした印象とを同時に感じるのはそのせいでしょうか。気になります、なんだかんだ言って。
posted by 若原光彦 at 14:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | みんなのイベント情報
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