2005年12月17日

レモンさんレイさんおめでとう

 遅くなりましたが、祝福の意を込めしたためさせて頂きます。

   *

 12月11日、日曜日。鈴木陽一レモンさんとシバタレイさんの結婚記念パーティーがありました。親族での披露宴は別に行ったそうで、この日は二人の友人知人が集まっての会でした。場所は新栄のレストラン。私はうまくたどり着けずに周囲をぐるぐる回ってました。刀剣屋なんか見つけちゃったりして、店頭にツバが並んでたりして……すごく入ってみたい誘惑に渇られたのですが、んなとこ入っても新郎新婦はおりませぬ。祝いの日に剣呑な品を見てもしょうがなかろう、というわけでその店はすごすご通り過ぎ、どうにか目的地に着きました。
 まあ、小刀のひとつでも買ってレイさんに贈っていれば「斉藤道三ごっこ」ぐらいできたのかもしれませんが……そもそも私は新婦さんの父などではないし。やっぱり怖いし。刀ってきっと(知らないけど)めちゃんこ高いんだろうし。入らなくて正解でしたね。都会は危険がいっぱいだ。

   *

 さておき。パーティーですが、とてもまったりした、にこやかな会でした。久々に波並忠さんやサトルさん(二足歩行クララさん)に会ったりもしました。桑原滝弥さんがひょろっと現れ「俺も来年結婚する」とか中途半端な嘘をついたりもしてました。楠木菊花さんもお元気そうでよかったです(あいかわらず細かったけど)。古村てっちゃんはスーツ姿が決まってました。ASSMAさんやサムライのメンバーもいらしたな。平林さんは相変わらずカッコよかったな。
 会場はレモンさんレイさんのご学友や知人でいっぱいでした。60人ぐらい居たんじゃないかな。みなさんお綺麗で、私たち野暮な詩人勢(ってこの表現もどうかと思いますが)は珍妙に浮いてました。年齢層も服装もバラバラな一段が固まって話してる状態。あれだ、結婚式の二次会とか、お葬式とかにひょっこり現れて場の全員から「あれ、誰?」ってささやかれながらも場に居つく家族サギ師みたいというか。
 詩人連中は私の色恋沙汰が見たいらしく、なぜか「若原の恋人候補を探せ」って話にもなってました。某さんいわく「こういう所はそういう場でしょ」だそうですが、違う(笑)。新郎新婦のお祝いの席よ(笑)。……皆様ご心配おかけしてすみませんです。
 お酒も入ってましたし記憶があやふやなのですが、ブルージーキャットのタロウさんに何度か不思議な撫でられ方をしたような記憶もあります。よい思い出です。……そうか? うーむ。

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 と、私の知人のことはこれぐらいにして。

 レモンさんレイさんは、大変お綺麗で幸せそうでした。挨拶をし、知人たちからメッセージカードを受け、数分ごとに写真撮影責めに遭ってました。ケーキカットの前だったかな、ある方が歌を贈られたのですが、歌を聴きながらレモンさん涙ぐんでおられました。レイさんのウェディングドレス姿はとても可愛かったです。そのドレスはサトルさんが手製されたものとのことでしたが、非常に良くできてました。後姿にワンポイントのリボンが伸びていたり。素敵でした。

 何人もの人が2人に話しかけ。彼・彼女からすると、全員が知っている人、好きな人で。みんなが2人のことを祝福していて。
 その……もちろん人生は続くのですけれど。映画やゲームでも昨今ちょっとないぐらいの、ハッピーエンドな状況でした。どこからともなくエンドロールが流れてきそうな。監督が舞台袖から現れて喝采を浴びそうな。現実感を失うくらい、善意に満ちた場でした。……出席者の大半は私の知らない人たちでしたが、『よかったね』って思いました。『こんなに善い人たちが居て』。

 ものごころ付く前を別にすれば、私はこうした場に出たのは初めてでした。……うん……臭くてありきたりの表現になってしまいますが「こちらも幸せを分けてもらった」という気がしましたよ。あの場に居られて、自分は幸せでした。

 ……すいません、本当はもっと2人のことを書くべきなんですよね。自分のことばかり書いてしまってるな……。

   *

 この日、パーティーが終わって2時間半ぐらいのち、二次会として『涅槃』でオープンマイク&ミニライブが開催されることになっていました。提出物もあるしどうしようか迷ったのですが、知人に「行こう」と促されたし、もうちょっと名古屋に居たい気もしてきていて。二次会も出席することに決めました。
 とはいえ、パーティが終わってから二次会まではまだ時間があったので、水尾さん・てっちゃん・林本さんと今池のデパートで腹ごしらえしました。パーティがすごくまったり幸福な感じだったので、私もみんなもちょっと眠くなってたみたいです。外が寒かったせいかもしれない。理由はわからないのですが、パーティーの後、二次会でも何人も眠そうにしてました。気が緩んだってことなのかも知れません。たまにはいいよね、そういう一日も。

 何人かは先に帰ってゆかれましたが、私は二次会をしばらく見ていました。加久さんが桑原さんの詩を代読したり、ツバキ嬢さんがヒューマンビートボックス(いわゆる「ボイスパーカッション」)とコラボレーションしたり。フリースタイルでのラップが試されたり。サムライが久々に結成され、ハウリングなど物ともしないエネルギッシュでガンガンの演奏を聞かせてくれたりしました。
 この日、サムライの演目にオリジナル曲『ナミノカナタ』がありました。ボーカルさんとレモンさんの息の合った交代を聞きつつ『カッコいいのう。ええのう』とニコニコ聞いてたら、急にハッとさせられました。歌詞に「ママになる君の姿・見たいような・まだ見たくないような」という一節があったんです。この歌は「この夏の君との恋が、来年もさ来年もずっと続きますように」という内容の歌でした。

 数年前に私がレモンさんレイさんと出合った頃、2人はまだ付き合っていませんでした。それがいつのまにか仲むつまじくなり(『ぽえ茶』の二次会でひとつの皿うどんを2人で食べてたこともありましたね……)、時は流れ、この日のご結婚記念パーティー。

 ……末永くお幸せに。いや、人生は長いから時には幸せでなくても構わないのだけれど。なんかこう……何が起きても、起きなくても、2人にはオーライでいてもらいたいなあと、思ったのでした。うまく言えないんですけど。うん。
posted by 若原光彦 at 01:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | みんなのイベント情報
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