いま帰りました。すぐPC起動してこれを書き始めてます。冷えてるからか、モニターの一部がちょっと滲んでます。いつものことなのでモニターはこの際よろしい。
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今日は(といっても日付かわってるからもう昨日か。今晩は)『詩のあるからだ』でした。私が主催している名古屋八事のオープンマイクです。
で……今回……私の司会がぐっだぐだでした。もう、ここ半年でダントツの駄目っぷりだった。オープンマイクの感想言うなら言う、言わないなら言わない、自分の話するならする、しないならしない、何がやりたいんだお前。何も考えずに場当たり的にただ間をつなぐためだけに適当に喋ってるだろう貴様……という。よみくらべスラムの進行でもそうでした。終わりの挨拶すら今考えるとおざなり至極。だめだめだ。そんなんじゃ駄目だ!
司会進行だけでなく、会の段取り自体めっちゃくちゃでした。いや、まあ、参加者の皆さんが良い方ばかりだから、場が制御不能になるようなことはなかったけれど。もしこれが他地域や他人の会だったら、私は客から依頼者からボッコボコに「アイツしょーもない」って言われてると思う。マイクを使うのか使わないのかはっきりしない。スラムで1位になった人に何を与えるのか、本人に聞いてしまう。つなぎと称して、自分だけ何作もリーディングしてしまう。だめだめだ。だめだ。ダメだダメだダメダメダメ!!!
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去年なら、こんな司会でも温かく許されたと思うのです、まだ(って去年だろうと一昨年だろうと、駄目なものは駄目だけど)。
『詩のあるからだ』について、時々なんかこう……ままならなさを感じるところがあったのですけれど。参加人数にしても、進行にしても、演目にしても場の空気にしても。色々と。
今回、気づきました。それらは、私が元凶である。元凶にして、キーである。私が変われば空気ぐらいすぐ変わる。私がいつまでもナヨナヨと『精進します』とか言ってるのがいかんのだ。もっとガッとシャキッとザバッと踏み出さなくてどうするのだ。いつまでもひとに頼って求めていてはいか────ん!!! いつまでも試行錯誤しててはなら────ん!!! 自発的に一人前にしっかりせんか──────────!!!
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『詩のあるからだ』の主催を受け持った最初の1〜3回は、実は「Qシート」を作ってました。いや「Qシート」というか「台本」というか「進行表」というか、そういうものです。どこでどのセリフを言い、どこでどんな司会をし、このあたりにはこのトーンが必要で、こうなった場合にはこう処理し、ここまででここまでをクリアさせておき……といった要点をまとめた、主催・司会進行用のメモです。
『準備しとかないと、私にろくな司会ができる筈ない』と思って作りましたが、しかし実際はシートに沿って会を進めてもちっとも面白くなかった。窮屈だし、なにか場も自分も乾燥してしまう。もともと、紙の通りに進むはずもない。私がアドリブで自然なことを出す方が、場がウケたり賑わったりする。あまり作為的になり過ぎず、自然に湧くものを捕らえるようにしていこう……。そして緩やかに無作為に回を重ねたのが去年の『詩のあるからだ』でした。
……が、今晩は違いました。成り行き任せ・自然体の司会では気の利いた発言が出てこない。淡々と抑揚もなく、素のまま喋って救いようなくスベる。……イタい。やばい。これはまずい。非常にまずい。
帰りの電車でウーウーうなって考えたのですが。来月はもう一度「Qシート」を準備しようと思っています。もちろん完全にシートの通りに進行するつもりはないのだけれど、それでも。あった方が、ぐだぐだになる事態がちょっとでも予防できるのではないかと思っています。
あと……私はリーディングでは、作品ごとに「キャラ」というか「声や人格のスペクトル」みたいなものを見つけて読んでいます。「演技」というほどのものではないけれど、素の若原などでは決してない。読む作品ごとに、自分の出力に補正をかけている。
司会でも「司会用のキャラ」を見つけ出せれば落ち着けるし、下手も打たずに済むのではないか。皆さんが安心して見られるようになるのではないか……。
これまで『司会は、これから徐々に上達していくだろう』と思って(つまりほぼ無作戦で)いましたが……もっと明確に、キャラを探していこう(キャラって言うとあれですけど。心の持ちようというか、姿勢というか、モードというか……そういうことです)。でないと場当たり的にしかヒットが打てない。場の空気も安定しない。
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以前に書いた通り、基本的には「楽しい会を目指します」。進行システムも(少なくとも)3月までは現状のままです。
でも私は、私自身は次回からもう変わらないといけない。真面目に取り組まなきゃいけない。ちゃんと準備して、ちゃんと仕切らなきゃいけない。だらけてないで、しっかりしないと、全方向・全周囲に悪い。
基本的には楽しい会を目指します。でも、私までのほほんと、楽しみもてなされてちゃいけない。何に問題があるって、私に問題がある。会のもろもろは自分のせいである。当たり前だ……。当たり前のことなのですが、今回それを再認識しました。
正直、司会とかフリートークとかの能力がどうやったら身につくのか、皆目見当つきません。『プレゼンのハウツー本とか読めばいいのか……』とも思いましたが、本の知識で実践が身に着くはずもない。感覚を研ぎ澄まして、真剣に当たる以外にない。
でも本は図書館で探してみようかな……心得のヒントぐらいは得られるかもしれない。
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そうだ、胃ですが、あれから医者には行っていません。あのあと2日で「こみ上げ」は消えました。様子見したままで年末年始を過ぎ、再発もせず、けっきょく医者に行かずじまいです。胃ンなか見たわけじゃありませんが、たぶん健康です。
うちではいつも素足で過ごしていたため、足の指はシモヤケになってますけど。……冬でもつま先に鉄板入ってる安全靴なんか履いてるからかなあ。
明日(……ってもう今日か)の夜は、また名古屋に行きます。『clubBL』さんで、レモンさん企画の「みんなで他人の作品ばかり読むミニライブ」があるんです。とても楽しみです。いろんな人の裏側が見れるかもしれないし、いろんな才能を発見させられるかもしれない。趣味や育ちがバレるかもしれないし、逆に狙ってキメたものが出てくるのかもしれない。
普段のみなさんのスタイルとは違ったものが見られると思います。テキストも、それぞれが最高のものを選んでくるでしょうし。飛び道具もあるかもしれないし。楽しみです。
2006年01月12日
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読み比べスラム、和訳者の違う
同じ作品を5名が読むっていうのは面白かったです。
あとで「自分にあわせてじゃない、違うイメージの作品を朗読したかった」と読んだ方から話が出てましたが、
聴いてるものにとってはどの方の朗読もとても良かったです。
読みたくて来てる人にとっては刺激的な方が
楽しいのでしょうね。
いや〜、耳が痛い耳が痛い。
でも、あなたに問題があるとは思いませんが。いつも(って、そんなに行ってないが、私が知る限り)よくやっておられると思いますよ。
世間では、自分に問題があるのに気づいてない人(私もだな)の方が多いくらいですから、あまり気にせず、あなたらしくやってくださればよいのでは? あなたが楽しくなかったら、来てる人も楽しくなかろう。
私はめんどくさがりやなので、自分のオープンマイクでも「はい、次の人」というだけでコメントも何も言わないです。(これこれ)
裏を返せば会そのものを自分のやりたいよーに作り替えることも出来る立場やん?
初めに若様のやりたい方向性ありきで、その後に周囲のバランスを+してく感じでいいんでない?
責任を背負う覚悟分だけ、責任を使ってやりたいように遊んで下さいまし。
ぐふふ、次が楽しみー