最近、本やネットなどで知った言葉です。最近とは言っても前回が2月18日でしたから、まる3ヶ月分です。
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瘧(おこり)
マラリア性の熱病の昔の名称。わらわやみ。おこりやみ。
なよやか
なよらか。しなかやでやわらかなささま。
宿酔(しゅくすい)
二日酔い。
cloudlet
小雲。片雲。
cloudland
空。夢幻境。詩境。
cloud-cuckoo-land(クラウドカッコーランド)
理想郷。空想世界。
cloudbank
水平線・地平線上に堤(つつみ)のように盛り上がった層雲。
cloud on title
権原の曇り。瑕疵可能性。
権原(けんげん)
権利の発生する法的根拠。ある行為をなすことを正当とする法律上の原因。
triumph(トライアンフ)
勝利。凱旋。勝ち誇る。得意げ。意気揚々。
角番(かどばん)
相撲で、負け越せば、その地位から転落するという局面。
aviate(アビエイト)
航空機での飛行(aviator=飛行家・飛行士)。
英(はなぶさ)
日本人の姓のひとつ。
沽券(こけん)
人の値打ちや体面。本来は(不動産などの)売り渡し証文のこと。
絶海(ぜっかい)
陸から遠くへだてられた海。
ピクル(picul)
海運上の重さの単位。中国から東南アジアで用いられる。1ピクルは約60kgだが、土地によって多少異なる。
バーター(barter)
物々交換。政治経済用語としては、交換条件・交換取引。
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「cloud」に関する語がいくつかありますが、これは『cloudlet』という詩を書いたとき、タイトルを練っていて見つけたものです。雲とか水とか風とか火とか……元素的な意味の単語には、面白い用法がついてまわりますね。故事や熟語も多いでしょうし。
「角番」は、よく聞く言葉なのですがずっと意味を知りませんでした。「角番脱出なるか」なんて使われ方をするのだから良くない状態なんだろうとは思ってましたが、なるほど。すっきりしました。
……でも「番」の「角」ってどういう意味だろう。「番付」の「すみ」に名前が載るってことなのかな、たぶん違うな。なんだろ。……それにしても、勇ましい字づらですねえ「角番」。キリッとしててちょっと雅びで。角界らしい気がします。
2005年05月15日
2005年02月18日
最近知った言葉

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リペアムゲル
新語。自転車のタイヤ保護剤。常温では固体。
暗渠(あんきょ)
外から見えないようになっている水路。
舎人(とねり)
貴族・宮中などにおいての役職のひとつ。
喃語(なんご)
男女のむつまじいささやき合い。また、乳幼児の言語とはいえない発声。
solitude(ソリチュード)
孤独。寂しさ。寂しい場所。
先鞭(せんべん)
人より先に物事に手をつけること。またその人。
什器(じゅうき)
日常使用する家具・道具・器物の類。
ソフィスティケート(sophisticate)
趣味や態度などを洗練すること。
レペゼン(represent)
新語。日本のヒップホップアーチストが、或る地域を代表する意思を表明する際に用いる。例「レペゼン東京」「レペゼン福岡」。
譚詩(たんし)
物語詩。バラード。バラッド。
DHMO(ジハイドロジェン・モノキサイド)
50人中43人が使用禁止に賛成した物質。常温では液体。
陶冶(とうや)
陶器や鋳物の制作。また、素質を鍛え上げること。
アストロツイン(astro twin)
新語。同じ生年月日の人、占星術上の双子。
頌徳(しょうとく)
得をほめたたえること。
誄(るい)
人の死をいたんで、その人の生前の功徳などを霊にのべること。例「誄辞」。
誕(たん)
うそ。いつわり。
ニッチ(niche)
すきま。例「ニッチャー」。
いらえ
「返事」「返答」の雅語的表現。
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余談ですが、私、縄文人っぽい名前(どんなだ(笑))が好きなんです。「ワカ」とか「タスク」とか「コノエ」とか。素材そのままの音感がしてて。深い意味も無さそうで。
……意味は後から付けられてるんでしょうね、こういった言葉は。漢字が伝来する前はたいした意味はなかったような気がします。あ、フィーリングで話してるのであまり本気にしないでね。
「DHMO」は寓話を検索していて「FKPG!:一酸化二水素の寓話」を読み、知りました。有名な話なのかな。……こういうの好きですよ。大好きです。言葉って本来無属性なものだと思います、無属性だからこそ裏をかいて詩もなぞなぞも作れる。好きだなあ、こういう話。うまいなあ。
「誕」は、作品のタイトルを考えていて見つけました。そういえば「誕」ってごんべん(言)でしたね。しかしこの意味は意外でした。「生誕」「誕生」なんてどういう意味になってしまうんだろう。
2005年02月05日
波長

「詩集が出たのか〜。あぁ〜。注文しようかどうしようか〜」と迷いました。そして「別のことを考えよう」と思い「ほかにも注目作なかったっけ。もし注文するなら一度にした方が送料もひとまとめにできるし」と、取扱中の他の本をつまみ読みしてました(他人の詩が読みたい、という気分でもありましたし。最近そういう気分になることが多いんです)。
すると、とてもひかれる本がありました。『詞』『唄』という2冊。そのほかにもいい本はあったのだけれど、この2冊のサンプルが私にはとてもよく馴染んで。サンプルの読後に「読んでよかった」という実感があった(でもちょっと高い……で、購入は躊躇してるんですが)。
田口犬男さんの詩集も、サンプルだけ読みました。いいなあ。面白いなあ。ついでに足を伸ばして『Zamboa』の特集や『いん・あうと』のインタビューも読んでみました。自然というのとはまた違うのかもしれないけど、なんだかホッとする方だなと思いました。自作を持論で固め過ぎていないような。無理のないトーンで受け答えしている。
*
以前より、楽に他人の詩を読めるようになっています。先日紹介した『現代詩作マニュアル』を読んでからは特に、難しい文章や感動の淡い詩も読めるようになったみたいです。耐性がついたのか、スイッチが入ったのか……そんな大げさなことじゃないのかもしれないですけど。
余談ですが『現代詩作〜』を読んでから、『詩人の肖像』をあらためて読み返してみると、とても面白いです。前者には作者性へのフォーカスは少なかったから。後者が前者を拡張していくような感じがします。『現代詩作〜』役立ってるなあ。すごいぞ。
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今冬のGoogle不調の件以来、たまに『2ちゃんねる』をチェックするようになりました。専用ブラウザ(JaneDoeStyleLite)を試してみたら、とても軽くて高機能で。息抜きに立ち上げて詩や煙草の記事を読むことがあります。以前は「2ch独特のトーンが嫌い」だったのですが、慣れてみるとあの世界はなかなか機能的です。くだくだと前置きがいらない、情報が主役の場。
で、昨日。詩・ポエム板でこんな詩を見つけました──
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1089286714/
105 名前:死は 刑事課の管轄にあり[sage] 投稿日:05/02/03(木) 20:50:43 ID:aMpSCxB7
死ぬのは待て ドラえもん誕生まで生きろ
死ぬのは待て 徴兵制まであとすこし
死ぬのは待て 今年の巻き寿司はどっち向き
死ぬのは待て デイ・アフター・トゥモロー見たか
死ぬのは待て 夏服にすくわれたいのちもある
死ぬのは待て いまは死に方を考えて 死んだ後のこの世を夢想するんだ
死ぬのは待て 言うのはこんなにも簡単だが
死ぬのは待て その絶望をすててから死ね だから
死ぬのは待て どうせ死んでも救いなどない
死ぬのは待て ついでに疲れもとれないぞ 別に
死ぬのは待て 死は形而上の楽園にあらず
死ぬのは待て 死は刑事課の管轄にあり
──いい詩だな、と思いました。くだらないと言えばくだらないけど「死というシリアスに、くだらなさで対決している」というビターな優しさがうれしい。「夏服にすくわれたいのち」ってわかります?「夏服を貰ったから夏まで生きようと思った」と書いたあの人は結局入水自殺してるんだよね(笑)。本末転倒だけどなんか勇気づけられちゃう。「徴兵制まであとすこし」も「徴兵されれば命の散らし方はもらえるよ」と「自殺を肯定しつつ生かせようとする」矛盾してるけど力が湧く理論。サラッと危険な綱渡りをしてます。個人的には「ついでに疲れもとれないぞ 別に」が好き。うまいな、おもしろいな。読めてよかった。
……ひとつ気づいたんですけどね。私は「私が書きそうな詩」が好きみたいです(「私に書けそうな詩」じゃないですよ)。「波長」ということなんでしょうけどね、それは。
2005年01月23日
詩とポエム(2)

そもそも、詩とポエムの違いって何でしょう。「読めばわかる」ってまあそれはそうなんですが、ちょっと気付いたことがあったので少し具体的に書いておこうと思います。
と、その前に、こちらを読むと面白いと思います。
現代詩フォーラム:ポエム派宣言3(佐々宝砂)
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=28702
『ピューと吹く!ジャガー』というマンガを引いて、詩とポエムの対決を示しています。長文なので今ぜんぶ読まなくてもいいですが「詩とポエムって、なんかこんな感じで違うんじゃない?」という示唆として挙げました。面白いです。
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「詩とポエムは別のものだ」と私は思っています。ポエムが詩の一部なのでも、その逆でもない。どちらが上かとかそんなこともなく、詩には詩の世界があり、ポエムにはポエムの世界がある。それぞれに読者がいて、作者の狙いがあってそれぞれの形態を取っている。
詩作者の狙いは、言葉をつむいで妙味をかもし、読者に世界観というか……なにか新しく豊穣な視点を垣間見せることにあると思います。新しい認識を与えてくれることもあれば、複雑で異形な、言語化が難しい作品ともなります。
一方、ポエム作者の場合は詩的も妙味も追いません。感情や情景、願いや希望を伝えることを最優先に創作をします。短く平易に、ときに臭く、ときに作文的になりつつ、イラストや手書きなどとも融合しつつ、メッセージ性を追求します。
目的も方向性もまったく違うわけです。詩人はメッセージポエムなんか読みたくないし、ポエマーは回りくどい詩なんか読みたくない。それだけなら詩とポエムはお互いの距離を自覚して仲良く並列できそうなものですが、実際にはそうはなっていません。詩人はポエムをすさまじく嫌悪しています。
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その原因は「『ポエム』と『詩』がごっちゃに認識されている」ところにあると感じています。
『ポエム』も詩を名乗り、『分かち書きの作文』も詩を名乗り、『相田みつをのような言葉の毛筆』も詩を名乗り、「詩を書いている」と言えば「ポエムを書いているのだな」と思われる。「詩とポエムは違う」ということが一般に理解されていません。
『詩』の人々には常に「詩の価値を認めさせたい」という思いとともに「詩を詩と分かってほしい」という思いがあります。『詩』が『ポエム』と混同されていることが我慢ならないわけです。それが『ポエム』を排除したり、「これは詩じゃない」というきつい指摘を吐かせたりしている動機だと思います。
さらに「『詩』の人々自身も『詩』と『ポエム』の差を意識していない」ことが混乱を増しているように思います。『ポエム』を『詩』として読むことは間違いですし、『ポエム』を「詩として面白くない」「個人的」「作文的」などと評するのもミスマッチです。方向性が異なれば技術も表現も異なってきます。『詩』の尺度で『ポエム』を味わい測るのは無理があります。
もちろん『ポエム』にも構成や表現などの技術はあり、上手・下手もあります。『詩』と共通する部分もあるでしょうが、私はやはり「詩とポエムは違うもの」という前提で接したほうが無理がない、と感じています。……作品をどう読むかは読者の自由ですけれど。
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以上──
・詩とポエムは別のもの
・詩は妙味を追う
・ポエムはメッセージ性を追う
・作品の狙い・方向性がまったく違う
・詩人にポエムは楽しめない
・ポエマーに詩は楽しめない
・しかし世間的にも当事者にも混同されている
・別物と考え、接したほうが楽しめる
──ということを書きましたが。これにあてはまらない「ポエマーにも楽しめる詩・詩人にも楽しめるポエム」が存在する可能性も否定はしません。
というより、それに期待しています。前にも触れた「詩とポエムのハイブリッド」です。もし詩集がベストセラーになる人がいるとしたら、そういう作風の人だろうと思います。まあ、志向や作風はそうそう変わるものではないので、無理にそうなろうとしなくてもいいんですけど。
蛇足ですが、その「ハイブリッド化」を成した人の創作は『詩』でも『ポエム』でもなく『詞』に近くなる予感がしています。たとえば、私が思い浮かべるのは任務城さんです。
詩とポエム(1)

QBOOKS:詩人バトル掲示板:あいのり
http://qbooks.gorakken.net/bbs/sijin/pslg4248.html
あくまで一例としてですが、読んで現状を思い出して欲しかったので引きました。
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私は2回ほどTV局と関わったことがあります。エキストラというか仕込みというか……まあ、とにかく番組の素材として自分を見られたわけです。
その時、スタッフさんにもリポーターさんにも「ポエマーさん」と呼ばれました。「詩人さん」でも「詩のかた」でもなく(べつに憤慨はしませんでしたし、そんなことをいま書きたいんじゃないです)。
・メディアがいじってくれるのは「ポエム」であって「詩」ではない。
・メディアが興味を持つのは「ポエマー」であって「詩人」ではない。
これは私の経験に限ったことではありません。知人が出た番組を見てもそう思いましたし、ネット上で「詩人がTVに出た」ケースを見てもそう思いました。TVは詩なんか求めていはいない。雑誌もそうだと思います。いくつかの一般誌に詩のコーナーがありますが、それらは総じて「ポエム」か「相田みつをみたいな詩(うまく形容できません。格言とでも言えばいいのかな)」です。「いわゆる詩」ではありません。
詩人がTVに「芸人」として(笑いをとる役割などで)出演するケースも同様です。「詩人」なんか要らないんですよ、普通のお笑いのほうが視聴者は見たいんだから。
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詩人は、ポエムやポエマーに対してかなり批判的です。憎悪していると言っても過言じゃない。ポエムを書いている人は、投稿場所はよく選ばないとボコボコに叩かれます。別に悪いこと書いたわけじゃなくてもね。
でも現実には、詩こそ無価値とされていて、ポエムが世間に許容(あるいはオモチャに?)されています。この事実は一考する価値があります。
「なに、TVに出たいの?」って、そんな話をしてるんじゃないんです。「詩のメジャー化を考えるなら、ポエムを忘れて(あるいは排斥して)はいけないと思う」という話です。オープンマイクをしていてもそう感じます。ポエムや説法(そういうのを朗読する人もいるのよ)にも喜ばれる対象はあり、ニーズがある。私もポエムは好きじゃないけれど、それでも。たとえそれが「大衆にオモチャにされ消費されうる」という一種むなしい有効性であったとしても。
詩のメジャー化のグランドデザインを語る人の多くが「詩のアイドルが出現し、世間が詩を見直す所から始まる」と言っています。それ産み出さなければならないとも。また幾人かは、自分がそれになりたいとも言っています。
私は「詩のアイドル」とは「詩とポエムのハイブリッド」でなければいけないのではないか、とうっすら感じています。上質の詩が書けるだけではなく、時事ポエムや吐露ポエムも書ける人でなければ世間は納得しないだろうと。
2005年01月15日
詩らしい詩

でもそれがどういうものかについて語る気はありません。自分の考えをで人や作品を選別したくないですし、考え方の違いを明確にしたくもありません。その辺はあいまいにしたまま、アートの人々はゆるやかに繋がっています。現状を肯定したいので、本質論は今はいいと思っています。
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先日、読む本がなくなってしまいました。読書順番待ちの本が1ダースはあったはずなのに。正月にけっこう消化しちゃったからかなあ。12日には名古屋に行くのに。電車の車内などで読むものがないな。
何かないかなあ、とガサゴソ昔の本棚をあさってみたところ、親類が残していった文庫本『谷川俊太郎詩集』が出てきました。プラットホームで、電車で一気に読みました。とても良かった。
名古屋に着いてから、駅ビル11階の書店に行き新潮文庫『新編宮沢賢治詩集』を買いました。正月にマンガ本『プラネテス』を読んだのですが、その中に『サキノハカといふ黒い花といっしょに』という詩が引用されており、これが頭から離れなかったのです。文庫で読みたかったので買いました。夜更かしして読破しました。これも、とても良かった。
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12日に『詩のあるからだ』散会後、ある方に「若原君は『詩とはこういうものだ』というのを見せてる気がする」と言われました(詩としてのレベルを褒めたんじゃないと思います、創作の方向性について感想してくれただけだと思います)。
……これまであまり意識したことはなかったのですが、そうなのかもしれません。私は「詩らしい詩」が好きで「詩らしい詩」を書こうとしてるんですね。定型詩を書いてきたこともそうですし。好きな詩も「詩らしい詩」に多い。
詩とは何か、私は私なりに「詩」のラインを見取り、その範囲に作品をパットインしようとしているようです。私には詩の概念を変えたり、新しい形式を追求したりするつもりはないらしい。
自分を不自由でつまらない人間のようにも思うし、このままでいいような気もします。自分の好みのまま創作を重ねていって、どんな人に評価されるのか、どこに至るのか。期待も持てますし、怖くも感じます。
2005年01月06日
最近知った言葉
最近こんな言葉を知りました──
擱筆(かくひつ)
書くのをやめること。書き終わること。
敷衍(ふえん)
敷き広げること。意味を広げて多面的に詳しく説明すること。
嚆矢(こうし)
かぶら矢。転じて、物事のはじめ。
リリシズム(lyricism)
叙情的なおもむき。叙情精神。叙情主義。
パンデミック(pandemic)
伝染病の世界的大流行。その病気や現象。
狭窄(きょうさく)
すぼまっていること。例「視野狭窄」「幽門狭窄」。
ドゥエンデ
スペイン語。芸能の精霊、またそれがのりうつったような状態。
イスパノフィロ
ひじょうなスペイン好き。スペイン狂。
──『パンデミック』は、検索してみると医学や政治とは全く関係のないサイトがたくさん出てきました。この新語が広まる以前から、商品名・会社名・サイト名などに使われていたようです。耳に残る語感ですものね。ミステリアスな。
最後の3語は、阿川佐和子さんの『あんな作家 こんな作家 どんな作家』というインタビュー集を読んでいて出てきた語です。
擱筆(かくひつ)
書くのをやめること。書き終わること。
敷衍(ふえん)
敷き広げること。意味を広げて多面的に詳しく説明すること。
嚆矢(こうし)
かぶら矢。転じて、物事のはじめ。
リリシズム(lyricism)
叙情的なおもむき。叙情精神。叙情主義。
パンデミック(pandemic)
伝染病の世界的大流行。その病気や現象。
狭窄(きょうさく)
すぼまっていること。例「視野狭窄」「幽門狭窄」。
ドゥエンデ
スペイン語。芸能の精霊、またそれがのりうつったような状態。
イスパノフィロ
ひじょうなスペイン好き。スペイン狂。
──『パンデミック』は、検索してみると医学や政治とは全く関係のないサイトがたくさん出てきました。この新語が広まる以前から、商品名・会社名・サイト名などに使われていたようです。耳に残る語感ですものね。ミステリアスな。
最後の3語は、阿川佐和子さんの『あんな作家 こんな作家 どんな作家』というインタビュー集を読んでいて出てきた語です。
2004年12月11日
何人が気づいたのかな
2004年12月04日
最近知った言葉
最近こんな言葉を知りました──
懸軍(けんぐん)
後方との連絡がないまま、敵地の奥深くに入りこむこと。
百葉箱(ひゃくようばこ)
気象観測用の木箱。
結ぼれ(むすぼれ)
心が憂鬱になること。
ビブリオマニア(bibliomania)
書物収集狂。
アビューズ(abuse)
乱用。悪用。誤用。虐待。
──『結ぼれ』って面白いですね。R・D・レインの詩集のタイトルで知り、帰って調べてみたところ以外な意味で驚きました。(原題は知りませんが)すばらしい訳ですね。
懸軍(けんぐん)
後方との連絡がないまま、敵地の奥深くに入りこむこと。
百葉箱(ひゃくようばこ)
気象観測用の木箱。
結ぼれ(むすぼれ)
心が憂鬱になること。
ビブリオマニア(bibliomania)
書物収集狂。
アビューズ(abuse)
乱用。悪用。誤用。虐待。
──『結ぼれ』って面白いですね。R・D・レインの詩集のタイトルで知り、帰って調べてみたところ以外な意味で驚きました。(原題は知りませんが)すばらしい訳ですね。
2004年11月20日
短歌っていいな、と。

テノヒラタンカ
http://tenohiratanka.com/
短歌がFLASHでフレッシュに展示されています。
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よく思うことなんですけれど。『テノヒラタンカ』さんを見てて、また思いました。……短歌っていいな、強いな、うらやましいな、って。詩はここまでスパッと鋭く、潔く料理されない。個人的なカラーが強く普遍性・一般性に欠けてる。いろんなものがごちゃごちゃしてる(それが悪いこととは言えないけれど、疲れるのは事実)。
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