2006年03月05日

多分野コラボ『MixSenses』参加中

 以前「1月にしてた作詞作業について、のちのちまとめる」と書きましたが、作業解説は、やめにしました。たしかに作業進行とともにいろんな発見があったんですが、今回私が参加した『MixSenses Vol:2』は「いろんな人がセンスをMIXして作品を作る、それを楽しむ」のが目的だから。『若原のつたない作詞論は蛇足でしかない気がする。小難しいこと言うより、楽しんだほうがいいやんね』って思うようになって。

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 『MixSenses Vol:2』は現在、16歌詞に34の歌がつき、hitoshiさんの審査を経て12曲が公開されたところです。今は曲からイメージしたイラストが募集されています。そのイラストから最後にFLASHが募集されます。つまりね……「hitoshiさんの曲+渾身の歌詞+渾身の歌+渾身のイラスト+渾身のFLASH=すごいエネルギー」というわけです。
 と、おおきな言葉ばかり並べてしまうとなんだか違ってくるんだけど。表面上はまったり集まりつつ、でも水面下ではみなさん意気込みが半端じゃない。活気にあふれてます。

 イベント主催者hitoshiさんのサイトはこちら(プロのサウンドクリエーターさんです)。

Senses Circuit
イベント宣伝用バナー(直リンク)
http://www.senses-circuit.com


 私の歌詞、ひとり歌ってくださった方がいました。その「曲+歌詞+歌」は現在イベント楽曲のひとつとして公開されています。……感動しました。私は課題曲『木漏れ陽』を聞いて「明るく冒険的な勢いがある、でもちょっと涼しく寂しげな思いもする」と感じたので、詞で「希望と懐古が入り混じった気持ち」を表してみたんです。
 そしたら、歌を付けてくださった方が。すごい。曲と詞に含まれる、陰と陽・温かさと涼しさ・大人っぽさと幼さ、全て出してくれている。すごい。歌が公開されるまでは『だれかひとりでも歌ってくれてたらいいな』ぐらいに思ってたんですが、結果は期待を遥かに超えるものでした。うれしいですとても。いろんな人が、それぞれのセンスを奮って、さらにどんどん重なっていって、増幅されていって……ううむ、すごい。びっくりする。

 先にも書きましたが、イベントは現在、曲が完成し、絵の参加者が募集開始されたところです。まずは完成した12曲を聞いてみてください。どれも同じ曲なのに、歌詞と歌い方がぜんぜん違うんです。おもしろいです。
 絵の参加、ぜひ挑戦してもらいたいな。自分が関わったものがどんな方向に進んでいくのか見守るのは楽しいですよ。ドキドキもするし、うれしさもある。全力を出す価値があります。

 ま、そんな気ばらんでも大丈夫なんですけどね。そうそうある機会ではないから、迷うより飛び込んでみるのが正解だと思います。
posted by 若原光彦 at 01:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽