2005年10月04日

ぐうぜん見たアニメ

 いま、なぜか『POECA!』につながりません。どうしたんだろう。私のプロバイダでDSNがどうこうしてるとか……。いや、そうネットに詳しい訳ではないからよくわからないけれど。

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 普段、夕方はテレビなんて点けてないんですが。今日たまたまテレビ愛知を点けっ放しにしていたら流れた番組が──

『カペタ』
・キャラが全員デコッ鼻。主人公は「同級生の嫌がらせから逃れる為みずから犬のふんを踏みメッキバリアを張る策士(なのか?)な男子小学生」。来週からはモータースポーツアニメになっていくらしい。そんな兆候は見えないんだけど。

『アニマル横町』
・ぬいぐるみ3体が、シュールなボケツッコミをしっ放しのギャグアニメ。ボケるだけボケてそのまま戻ってこない状況多数。ぬいぐるみと主人公の少女以外の登場人物なし(少女の両親も声のみで登場)。どこまでもナンセンス。今『りぼん』にはこんなの載ってんだ……。絵柄や色使いがかわいい。ちょっと好きかも。検索したらWEBで読めるFLASHマンガもあった。たまにブラックで痛い気もするけど、なんだかなごむわぁ。

『焼きたて!!ジャぱん・ふんわりモチッとSP』
・坊主頭と名古屋弁アメリカ人(通称しゃちほこ)が創作パンで対決。審判はピエロ。『少年サンデー』つながりってことなのか「江戸川コナン」のバッタもんが登場。それは実は主審ピエロの変装だった。さらに実はピエロはナイフで刺されていた(誰に?)。ピエロはナイフが突き刺さったまま4時間以上、身の上を喋る。「僕は世界一のパフォーマーになった。きっとこれで僕をサーカスに捨てた両親も僕に気づいてくれる筈だ……と信じてたのに何の音沙汰もない」。ピエロの過去はさておき、創作パン対決は坊主頭の勝利と決定。そしてピエロは気を失う。このピエロは実は「ボンベイ型」という珍しい血液型の持ち主だった。救急車で搬送されるピエロ。なんとかして同じ血液型の人間を見つけなければ。そこにモナコ王(なぜか鎧を着て獅子のかぶりものをしている)が登場「ボンベイ型の人間ならここに居る!」。モナコ王がピエロに大量輸血。地獄の一丁目(キャバクラ「ヘブン」)で再会する二人。自分が父だと名乗るモナコ王。だが大量輸血の結果、モナコ王は冥府に去った。ひとり生還してしまったピエロは荒れる。そんなピエロを見かねた主人公(性別不明)が言う。「オレのパンを食べれば天国に行けるよ」。「そうか!」納得する坊主頭。「でも材料がないぞ」。「じゃあ新しいパンを開発すればいい!」「ピエロを絶対父ちゃんに会わせてやる!」燃える主人公達。……。料理漫画ちゃうやん、これ。

──すごい。どういう時代だ。俺らが小学生の頃なんてゴールデンタイムでも『科学忍者隊ガッチャマン』の再放送だったぞ。もう、みんな開き直り過ぎだ。意図も展開もさっぱり読めん。見ててドキドキするわぁ。何回イスから転げ落ちそうになったことか。そこまで必死に形骸化を避けてくれんでもよろしい。

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 ……。投稿のまくらにと書き出したんですが、意外と長文になってしまいました。本当は最近読んだ本について書こうとしたんですけど。まあ、いっか。
posted by 若原光彦 at 22:43 | Comment(1) | TrackBack(0) | TV

2004年12月31日

今『プラネテス』総集編みてます

 サイト管理をしつつ、酒を飲みつつ、『暴君ハバネロ』をツマミつつ、『紅白歌合戦』を観てたんですが。TV番組表を見直したら。NHK教育でアニメ『プラネテス』の総集編をやっていると知りました。なんてこった! 録画予約するんだった!
 しまった……と思いながら、今、途中からですが観ています。このアニメ大好きなんですよ。序盤の状況劇みたいなところも好きでしたが、ハチの亡霊が登場してからはいっそう好きになりました。人間のジレンマが凝縮されています。毎週とても楽しみにしています。

『無限のリヴァイアス』『スクライド』とこの『プラネテス』は本気でDVD全巻ほしいです。いいアニメですよ、機会があったらビデオ借りて見てみてください。……一話ごとに、作中人物の行動を「自分だったらこんな場合どうするだろう」と考えさせられるお話です。エンターテイメントでありながら純文学でもあるアニメです。
posted by 若原光彦 at 22:37 | Comment(1) | TrackBack(0) | TV