
で、怒りに眼を血走らせてネットで類語辞典を探したのですが──
シソーラス(類語)検索
http://www.gengokk.co.jp/thesaurus/
──有名なここしか出てこない……。ここは良いサイトなのですが、企業が「お試し版」に公開しているものということもあり、一度の使用回数に制限があったりします。「Ctrl+N」でブラウザウィンドウを複製できなかったり、いろいろと不満もあります。
『足りん足りん足りん足り──ん!!! 俺はまだ見ぬ類語を求めとうとよ! ぐおおおおおおお!!! 出てきやがれ類語辞典ン────!!!』。頭から湯気を立ち昇らせながら検索を続けたところ、ひょこっと。出てきました。あらっ。えっ。いつのまに──
Yahoo!辞書
http://dic.yahoo.co.jp/
──いつのまにYahoo!は類語辞典を。やるじゃないか。すごいじゃないか。ニッチじゃないか。目ざといじゃないか。目利きじゃないか。Yahoo!ブラボォ────!
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で、とても嬉しかった、というだけの話なんですが。ひさびさにネット上のサービスで大感動しました、というだけのことなのですが。この話はもうちょっと続くのです。
Yahoo!辞書の類語辞典を使ってみたのですが……私が持ってる類語辞典とどんぐりの背比べなんですよ。語のリンクを辿ってあれこれ調べられるのはいいけれど、「待つ」から「伸びる」を引き出してくれるような、意外な表現をカッと教えてくれるような、手触りの良さはない。自力であだこだ考えた上で、それを検索にかけて確かめる、そんな使い方しかない。相手はマシーンなので、人間的な部分は利用者が気を利かせて(というか気を回して巡らせて、てんてこ舞いして)用いないと使えない。便利だけど不便。迅速だけど遠回り。
類語辞典を使うような人・場合って翻訳や詩作で「べぇええええつのひょおおおおげんなぁあああなあああああいいいぃぃぃいかああああああああ!!!」とかなりこん詰まっている状況だと思うんですけれど。そういう心理に対応した類語辞典ってないんですかね。辞典作ってる人はそういうことは考えないのかな。
……。自分で作ろうかしら。Wikiとか使えばやれるのかな……と、一瞬本気で思いましたが死ぬほど辛く長いことになると思うのでやめときます。でもまあ、詩なんか書くよりは意味のある仕事かもしんないですね、それって。世の中に役立つ(かもしれない)。
そうだなあ。ある情景・行動に対して、関連性・類似性のある言葉をぽんぽん書き出して……。日ごろの気分転換にちまちまと作っていくなら面白いかもしれないなあ。頭の体操にもなりそうだし。適したCGIが見つかれば、やってみてもいいかな。
たとえば「約束」を引くと「秘密」「思い出」「誓い」が出てくるような、気が利いたやつ。欲しいな……既にないのかしらん。
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話は変わりますが、いまふと思ったのですが。どうでもいいんですが。
「てんてこ舞い」ってどんな踊りなんでしょうね。
こう「てんてこ・てんてこ」と単調なリズムをバックにして、1拍(1てんてこ)の間に4〜8ステップをけたたましく踏むような感じでしょうか。
いま私の脳裏には物凄い映像が浮かんでいるのですが、お伝えできないのが残念です。フーリガンも裸足で逃げ出す勢いです、てんてこダンサー。あっ、いま宙返りみたいなことしました。二の腕の脂肪が別の生き物みたいに揺れています。サルティンバンコも太鼓判です。
あ、ただの駄文ですからお気になさらないように。沖に流されないように。茶目っ気という奴ですよ。魔女っ子ではありません。